こんにちは!
東京店の鈴木です!!
いや~暑いですね(^_^;)
梅雨があけて夏になるのは嬉しいですが、この暑さは堪えますね。
昨日はお休みだったので、久しぶりに多摩川に走りにいきました!
夕方ぐらいに行ったので、割と気持ち良い天候で
気持ちよかったです(^^)
今、ホットな話題はやはり熱中症ですね!
気のせいか、最近救急車がよく走っている気がします。
熱中症は、簡単に言うと体温調節機構が破綻して
身体に様々な症状をもたらすことを言います。
熱中症は症状によって熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病の4つに分かれます。
①熱失神
皮膚血管が拡張し、下肢への血液貯留のために血圧が低下し
脳血流が減少して起こります。
めまいや失神(一過性の意識消失)などの症状がみられます。
足を高くして寝かせると通常はすぐに回復します。
②熱けいれん
大量に汗をかいて、水だけを補給して血液中の塩分濃度が低下した時に起こります。
痛みをともなう筋痙攣が、下肢や腹筋などにおこります。
生理食塩水など濃いめの食塩水の補給や点滴によって通常は回復します。
③熱疲労
発汗による脱水と皮膚血管の拡張による循環不全の状態で、
脱力感・倦怠感・めまい・頭痛・吐き気などの症状がみられます。
スポーツドリンクなどで水分と塩分を補給することで通常は回復します。
嘔吐などで水が飲めない場合には、点滴などのが必要になります。
④熱射病
体温調節が破綻し、過度に体温が上昇(40℃以上)して脳機能に異常が起きる状態です。
意識障害・応答が鈍い・言動がおかしいといった状態から進行すると昏睡状態になります。
高体温が持続すると脳だけでなく、多臓器障害を併発し死亡率が高くなります。
速やかに救急車を要請して、応急処置を行います。
もし、まわりで熱中症の人が出たら速やかに救急処置をしましょう!
熱中症を4つの病型に分けて説明をしましたが、
実際の救急処置では病型によって判断するより重症度に応じて対処していきましょう。
まず、熱中症と疑われるような症状が見られた場合
4つの分類で最も重症な熱射病かどうかを判断する必要があります。
熱射病の特徴は高体温と意識障害で、応答が鈍い・言動がおかしいなど
少しでも意識障害が疑われる場合は、速やかに救急車を要請して、
涼しいところに移動をし、身体冷却を行いましょう。
意識が正常な場合には涼しい場所に移動をし、衣服をゆるめて寝かせ
スポーツドリンクなどで水分と塩分の補給をしましょう!
吐き気などで水分が補給できない場合には、医療機関へ搬送して
点滴などの治療が必要になります。
汗には塩分も含まれているので、水だけでの水分補給ではなく
塩分を含んだスポーツドリンクや生理食塩水など濃いめの食塩水で水分は補給しましょう!
これから夏本番で楽しい事がたくさん待っていると思いますので
体調管理をしっかり行い、楽しい夏を過ごしましょう(^^)/
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