みなさんご存じでしょうか?
世界保健機関(WHO)は今年3月、糖摂取量を抑えるように呼びかける新ガイドライン案を発表しました。(pml の会員様はよくご存じだと思いますが。。。)
その量は、『1日の摂取カロリーに砂糖などの糖類が占める割合を5%未満に抑えることがより利点がある。』との事です。
例えば、成人女性で1日に必要なエネルギーが1600kcalの場合、5%ということは80kcalです。
糖質は1g当たり4kcalですので、20gということになります。
標準体型の成人男性なら1日に2000kcalです。
その場合、100kcal分で糖質量は25g(小さじ約6杯分)です。
この25gには、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)などの食品に添加されているものや、
ハチミツ、シロップ、果物などの自然に存在する糖も含まれます。
糖質制限はまだまだ浸透しておらず、糖質を摂らないとカラダに悪いと思っている人が大半です。
糖が唯一の脳のエネルギーだと思っている人もたくさんいらっしゃいますよね。
2002年の指針では10%だったのが半分になったのは、それだけ糖質の摂り過ぎによる肥満や虫歯などの健康被害が世界レベルになっていることを示していると思います。
しかし、こういった指針が広まらないのは他にも理由があると思います。
WHOが『糖質を食べないようにしましょう!と言っています』と健康番組などでバンバン放送してしまえば、みんなこぞって糖質制限をしますよね。
でもそうすると、お米や小麦、糖類を添加したお菓子や飲料、さまざまな食品をビジネスにしている人たちが困ってしまいますよね。
糖質の多い食品は、比較的安く、手軽に入ります。
売る方も糖質が原材料というのは儲かるようです。。。
お金があまりなくても、お腹いっぱい食べられるのは糖質です。
と考えると、投資制限という食事方法が未だに否定されるのも仕方ないのかと思ってしまいます。
世界保健機構(WHO)が世界的に新ガイドラインを設けるぐらいの事なので、次回はなぜ糖質制限が健康に良いのか?について書きたいと思います。
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