横浜店スタッフの小野です(^^)v
最近では冬らしい寒さになってきて、
朝起きるのが辛くなってきましたね(>_<)
pmlにお越しの際は暖かくしてお越しください(^^♪
さて今回は、最近あったフィギュアスケートの羽生選手の話題を取り上げたいと思います。
中国の選手と練習中に衝突、転倒しあごを切り、7針を縫う怪我をしました。
問題なのはこの時、羽生選手は頭から流血し、顔面が蒼白で、意識が朦朧としていたことから脳震盪の危険性が危惧されていることです。
不屈の精神で試合に挑んだ羽生選手に「感動した」という声があるのですが、
スポーツの安全性の面から、脳震盪の疑いがある場合は競技復帰させるべきではないというのが
常識です。
では、ここで脳震盪について説明したいと思います。
脳震盪の症状として、顔面蒼白、意識朦朧、吐き気、頭痛、健忘などの症状が見られます。
バランス能力が低下していたり、反応が鈍かったりする場合も脳震盪を疑った方が良いと思います。
受傷直後の検査では脳への異常が見られない場合があります。
今回の羽生選手の例で、なぜ競技復帰させるべきではないかというと、
脳震盪は2回目以降、完全に回復する前に脳への衝撃が再度加わると非常に重篤になる(死亡につながる)危険性が高まるからです。
これを、セカンド インパクト シンドロームと言います。
ですので、あの場面で羽生選手が再度頭を打っていたら、命に関わっていたかもしれないので
競技復帰をさせるべきではなかったのでは?ということなのです。
感動を与えたかもしれませんが、一番優先するものは命だと思うので、
冷静に判断しなくてはいけないなと改めて再確認させられた事故でした。
ちなみに、脳震盪の多いラグビーやフットボールには、脳震盪の疑いがある場合、その選手は即退場となります。
さらに、受傷後14日間はいかなる運動も禁止というプロトコルがあります。
それほどまでに脳震盪は危険ということです。
命に関わらないように、正しい知識の中でスポーツを楽しみましょう!(^^)!
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