ケトジェニックダイエット2

皆さんこんにちは
pml横浜店宮内です。

本日は前回の続きでケトジェニックダイエットについてです！

1.食事制限によるダイエットはうまくいかない！？

肥満の原因がカロリーのアンバランス、体重問題の解決には単純に食べる量を減らし運動の量を増やすことで、そのバランスをとります。
カロリーをもとにした従来のダイエット法「カロリーの原則」の効果を評価。







長期（1年以上）の食事制限を始めて2年後、平均減少体重はわずか2キロ程度。
定期的な運動を加えても、体重減少は平均でたった約3キロ。
減った体重の平均がカロリーの原則による予測には、はるかに及ばない。

2.カロリー制限は減量を失速させる

「カロリーの原則」
体重の変化＝摂取カロリー ➖ 消費カロリー

【問題点】カロリーの原則は単純で、カロリー制限したても体の代謝は前と同じよう続くと仮定している為。

◎ミネソタの実験

目的:食べ物の制限が人体の代謝に与える影響
対象:被験者36人の男性、心理的・社会的に最もよく適応、健康監視された環境で生活し、研究者と助手から与えられたものしか食べられない。

合計56週にわたり研究。　





被験者の体重減少率が20〜26%だったのに対し、実際のエネルギー消費の減少率は約40%
代謝率は体重減少から予測されるより、大幅にさがりました。

カロリーが不足しているときには、体は一致団結し、代謝にブレーキをかけることによってエネルギーを節約します。
メカニズムは様々。

・カロリーが制限されるとすぐさま、神経系からの信号によって代謝が抑制される。

・代謝を維持するトリヨードチロシンと呼ばれる甲状腺ホルモンの生成を減らす。

・体はレプチンによって、体重を守る。
レプチンは脂肪細胞から分泌されるもので、主要な機能が代謝の促進。
体重が減るにつれてレプチン濃度も下がり、結果的に代謝が停滞します。

・食べ物の供給が不足したとき、自然な活動レベルが大抵無意識にさがります。
カロリー制限は体による代謝の失速を引き起こし、自発的な運動も抑制する可能性があります。

【燃焼の失速】

低カロリー食のもう一つの落とし穴は、最終的に必須栄養素が不足する可能性があるということ。

約100人の太り過ぎの女性に6ヶ月間、ただのマルチビタミンとミネラルの錠剤を与えました。この偽薬を与えられた人たちと比べ、栄養補給剤を与えられた人たちは、体重と体脂肪レベルが大幅減少しました。

カロリーを制限した食事は栄養不足に繋がり、それが代謝を失速させる可能性があります。

続きは次回！！See you！！


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